さよなら、ロングヘアー

 

数年ぶりにボブヘアーにした。

なんなら数年ぶりに黒髪にした。

正確にはブルーモスキートというらしく

トーンは明るいまま

透け感のある黒らしい。

 

茶髪になれていた顔は

まるで別人みたいで

別人でなく自分なわけだが

肌がもともと白い

ブルーベースよりの顔だ

 

思ったより

この色にしたことで

顔が際立つ。

メイクも生える気がした。

 

春頃からパーソナルカラーに沿って

メイク道具やら色を気にして

揃えて実践していたから。

髪色はなんとなく茶から離れられず

アッシュを行ったり着たりしてたが

あぁ、わたしはあっち側では

なかったのだなと。

本当の黒髪は顔立ちが出過ぎてしまう

パーツがはっきりしてるので

当時のメイクもあるだろうが

数年前はいまほど

ナチュラル思考じゃなかったし。

盛り盛りメイクの時代だ、察してくれ。

 

年を重ねて気づくことは多い。

これがいい、間違えない

というような価値観は

覆される。

 

それがこの世の道理。

 

 

髪を切った。

ただそれだけのことだ。

楽しかった。久しぶりに。

美容室にいって楽しかったのが

久しぶりだったからすこし嬉しかった。

 

美容室の帰りにTSUTAYAに寄って

キリンジのベストアルバムをレンタルする。

エイリアンズ と

星座に睫毛に引っかけて を

リピートしている。

ほかもいっぱい素敵な曲で溢れてる。

曇った梅雨空に聞くと

気持ちが軽くなる。

そしてすこし微睡みたくなる。

 

6月も半分を切った。

梅雨を越えたら夏なのか。

わたしは生きてるのかな。

夏を越えられるのかな。

 

鏡をみる。

ベリーベースの

ガーバンディーカラーの

アイシャドーがキラリと光る。

やっぱりこの髪色と合ってるな。

 

 

心のなかで陽気な口笛を吹いた。